- 2021/05/17 更新
【はやみや】年中 かぶファーム始動!
毎年、年長さんが楽しんでいる畑での活動「たけのこファーム」。
年中さんにも色んな野菜を育てて、生命を育む楽しさを感じてほしい!
という想いから『かぶファーム』を作りました!
たけのこファームの隣のスペースを利用して小さな畑と、今年は今までで初めての挑戦「稲作」コーナーを設置しました(^^)
まずは植える苗を子ども達に説明します。トマトときゅうりの2種類を「これなんの野菜かな?」の問いに「トマト!」「きゅうりおうちでやってるよ!これきゅうりだ!」とさすがの声♪そして最後に・・・
「これなーんだ?」
「え?」「ねぎみたいだよ?」「たまねぎだ!」
なるほどネギの葉っぱに似てなくとも見えません。「これお米なんだよ」と伝えると「え~!!」と驚きの声(^^)根っこの部分を見せると「ほんとだお米から生えてる!」と驚きの声が聞かれました。実際の物を見て学ぶ事の大切さが伺えます♪
まずはかぶファームにトマトときゅうりを植えこみます!隣には年長さんが昨年度末に植えた春じゃがいものスペースがありますが、収穫を終えたらこちらのスペースも年中さんがこれから使っていきます♪
上手に植えられました♪
続いて稲作の準備です!田んぼの土に苗を植える前に、田んぼの土を滑らかに柔らかく耕して根っこがつきやすいようにします。
これを「代掻き(しろかき)」と言います。ひと昔前は馬や牛に農具を引かせて田をほぐしたり、村の祭り行事で相撲や踊りを田んぼの中で行って足で踏みならしたそうです。時代にともなってトラクター等の機械で行っていますが、今回は足で踏み耕します!!
「なになに?」と興味を持って小さい子達が様子を見に来ました(^^)
「足でこうやって踏んでほぐすんだよ~」と伝えましたが、「え~!汚れたくない~!」と最初は抵抗ある子もいました。そういった子達は手でほぐしはじめています。
柔らかく、滑らかで、きめ細かい田んぼの泥の感触はとても心地いい感触です♪触るうちに段々とダイナミックになる子も♪泥んこ遊びに発展しました!
「うんしょ♪うんしょ♪」
先生と一緒に足で踏みます(^^)
その様子を見ていた小さいクラスの子ども達・・・「いーなー!」「あたしにもちょうだい!」と、泥を持って他の子達も泥んこ遊び♪「お砂入れよー!」「アワアワになったよ先生見て見て~♪」主体的に遊びを取り込んで発展させていきます。
滑らかにほぐし終えたら指で植える印をつけてみんなで稲を植えていきます!
植え終わりました♪収穫は秋と先は長いですが稲作田んぼは本来、野山の中で水と草の環境の中で多様な生き物のサイクルが上手に回って育つ作物です。都会の水田、これからどんな面白い事が起きるのか・・・様々な変化を子ども達と一緒に楽しんでいきたいと思います(^^)